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日本のアールヌーヴォー 宮川香山展 (眞葛ミュージアム)

「日本のアールヌーヴォー 宮川香山展」のご案内


 2016年9月10日(土)より、横浜の「宮川香山 眞葛ミュージアム」において、「日本のアールヌーヴォー 宮川香山展」を開催致します。http://kozan-makuzu.com/


 初代宮川香山と言えば、鳥や昆虫、植物などを精緻な細工で施した“超絶技巧”が頭に浮かびます。目がくぎ付けになるその表現方法は、初代香山が没して100年経った今でも私たちに新鮮な驚きを与えます。しかし、香山の作風において、優美な色彩と曲線で彩られた磁器作品も忘れてはなりません。

 明治20年代以降、初代香山は、当時西洋で流行していたアールヌーヴォーを意識し、それを香山流に昇華させた「日本のアールヌーヴォー」と言うべきスタイルを確立します。身近な植物などをモチーフに、“釉下彩”技法による淡く繊細な色彩で、器形と融和した絵付けが施された磁器作品は、万国博覧会などで多くの人々を魅了しました。

 釉下彩とは、素焼きをした素地に顔料で絵付けを行い、その上に透明釉をかけ高温で焼成する技法です。コペンハーゲンなど、世界のアールヌーヴォー磁器の多くがこの技法を使用していましたが、温度の微妙な加減で色調が変化してしまうため狙ったとおりの色を出すのが難しく、また色毎に発色温度が異なるため、複数の色を発色させるのが非常に困難な技法でした。当時は、この”多色の釉下彩”を完成させるべく、それぞれの窯が技術競争を行っている状態でしたが、初代香山はその“超絶技巧”を国内でいち早く完成させた一人であったのです。

 没後100年という記念すべき年を締めくくる本企画展では、初代宮川香山の”多色の釉下彩”という「色彩の超絶技巧」を存分に堪能して頂きます。精緻な細工を施した“超絶技巧”と共に、優美な色彩を纏った愛らしくそして可憐な「日本のアールヌーヴォー」をお楽しみ下さい。



宮川香山 眞葛ミュージアム
 



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初代宮川香山作  個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム





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初代宮川香山作  個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム





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初代宮川香山作  個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム





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初代宮川香山作  個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム


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没後100年宮川香山 眞葛ミュージアム 企画展のおしらせ


横浜の「宮川香山 眞葛ミュージアム」では、没後100年を記念した特別展を開催しております。


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9月4日(日)まで、初代香山優品ベストコレクション展と題して、コレクションの中から選りすぐりの初代香山作品を展示中です。9月4日までは、試験的に写真撮影が可能となっております。(フラッシュ・三脚は不可)



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(写真は過去の企画展のものです)



宮川香山 眞葛ミュージアムは、土・日のみ開館となっております。
ホームページは →  http://kozan-makuzu.com/


9月10日(土)からは、作品を入れ替え、「日本のアールヌーヴォー 宮川香山」展を開催致します。こちらもどうぞお楽しみに。



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増上寺宝物展示室にて「宮川香山展ー驚異の明治陶芸」開催(9/10~)

東京 芝の増上寺「増上寺宝物展示室」にて、2016年9月10日より「宮川香山展ー驚異の明治陶芸」が開催されます。http://www.zojoji.or.jp/takara/event/



【会期】2016年9月10日(土)~12月25日(日)
【開館時間】午前10時~午後5時
【休館日】火曜日 ※ただし火曜日が祝日の場合は開館
【入館料】一般700円(税込)※徳川将軍家墓所拝観共通券1,000円

Astonishing Meiji Ceramics! The works of Miyagawa Kôzan
from the Makuzu ware Museum Collection

September 10 (Sat.) — December 25 (Sun.), 2016
Hours: 10am — 5pm / Closed Tuesdays
Admission: ¥700 ※Combined visit to the Tokugawa family gravesite: ¥1000





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また、会期中トークイベントも開催予定です。


・ 記念トーク「宮川香山の超絶技巧」 開催

【出演】:・山下裕二氏(美術史家、明治学院大学教授)、山本博士氏(宮川香山 眞葛ミュージアム館長)
【日時】:2016年11月18日(金)18:00~19:30(開場17:30、閉館20:00)
【会場】:増上寺宝物展示室前ラウンジ

詳細は増上寺ホームページ → http://www.zojoji.or.jp/takara/event/



徳川家の菩提寺で見る初代宮川香山。お近くにお立ち寄りの際はぜひ。





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日曜美術館 宮川香山 再放送

皆さん、おはようございます。

横浜の宮川香山 眞葛ミュージアムへは足をお運び頂けましたでしょうか。
→ http://kozan-makuzu.com/

現在の企画展 初代宮川香山優品ベストコレクション展パートⅡは、9月4日(日)で作品の展示替えを行います。是非9月4日(日)までに一度足をお運び下さいますよう、宜しくお願い致します。


さて、今日はテレビ番組の再放送情報をお伝え致します。

次回の9月4日(日)の NHK Eテレ「日曜美術館」は宮川香山が再放送されます!


「 NHK Eテレ1
9月4日(日) 午前9時00分~ 午前9時45分
日曜美術館「“超絶”を生きた男~明治の陶芸家・宮川香山~」

これが陶芸?!リアルな鳥やカニが器から飛び出す!明治時代の陶芸家・宮川香山(こうざん)。その驚きに満ちた器はどのように生まれたのか?そのヒミツと魅力を徹底解剖!

開国間もない明治の初め、宮川香山は「高浮彫」と呼ばれる究極の器で世界に挑み、海外の万博などで高い評価を受ける。その器が文化を越えて人々の心をとらえたのはなぜ?その超絶技法のヒミツに迫るべく、器の一部の再現に挑戦。見えてきたのは、単なる装飾を越えた香山の奥深い世界観だった…。そして、彼が人生最後に挑んだ驚きの器とは?香山の大ファンだというピーター・バラカンさんをゲストに迎え、その魅力を熱く語りあう!

【出演】ブロードキャスター…ピーター・バラカン,陶造形作家…塩谷良太,【司会】井浦新,伊東敏恵」

→ http://www4.nhk.or.jp/nichibi/x/2016-09-04/31/8674/1902686/


皆さまどうぞお見逃しなく!



また、宮川香山 眞葛ミュージアムが、NHKの「日曜美術館」のサイトで紹介されました。


「横浜へ 宮川香山と眞葛焼旅」
→ http://www.nhk.or.jp/nichibi-blog/400/247647.html


こちらも是非ご覧くださいませ。


今日もブログを見て頂き、有難うございました。

眞葛 博士




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真葛焼 初代宮川香山のティーカップ

皆さん、こんばんは。

今日は大変珍しい作品をご紹介したいと思います。

明治時代に、初代宮川香山が製作したティーカップです。


日本国内における紅茶の消費の歴史は、明治になってから始まったと言われています。

とはいえ、明治時代における紅茶の消費は、海外生活の経験者や、東京や横浜の山の手などに住む限られた富裕層にのみ愛好される程度だったようです。


紅茶が一般家庭で飲まれるようになったのは、初めて国産銘柄の紅茶が売り出されるようになった昭和に入ってからだったといいます。

それでは早速作品を見てみましょう。




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初代香山のコーヒーカップはいくつか見たことがありましたが、ティーカップは初めて手にしました。( コーヒーカップ → http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2014-04-07 )

手書きによる絵付けは、上絵のみならず釉下彩の技法も使われています。

銀彩のアクセントも効いていますね。

京都で生まれ育った香山らしい作品です。


明治中期の作品だと思われますので、まだごく限られた人しか紅茶を飲んでいない時代のものです。

特注品で、横浜の外国人居留地で使用されていたものかもしれませんね、、、。

想像が膨らみます。




今日もブログを見て頂き、有難うございました。

眞葛 博士



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