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真葛焼 初代宮川香山のティーカップ

皆さん、こんばんは。

今日は大変珍しい作品をご紹介したいと思います。

明治時代に、初代宮川香山が製作したティーカップです。


日本国内における紅茶の消費の歴史は、明治になってから始まったと言われています。

とはいえ、明治時代における紅茶の消費は、海外生活の経験者や、東京や横浜の山の手などに住む限られた富裕層にのみ愛好される程度だったようです。


紅茶が一般家庭で飲まれるようになったのは、初めて国産銘柄の紅茶が売り出されるようになった昭和に入ってからだったといいます。

それでは早速作品を見てみましょう。




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初代香山のコーヒーカップはいくつか見たことがありましたが、ティーカップは初めて手にしました。( コーヒーカップ → http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2014-04-07 )

手書きによる絵付けは、上絵のみならず釉下彩の技法も使われています。

銀彩のアクセントも効いていますね。

京都で生まれ育った香山らしい作品です。


明治中期の作品だと思われますので、まだごく限られた人しか紅茶を飲んでいない時代のものです。

特注品で、横浜の外国人居留地で使用されていたものかもしれませんね、、、。

想像が膨らみます。




今日もブログを見て頂き、有難うございました。

眞葛 博士



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眞葛ミュージアム 期間限定で写真撮影が可能に

 「没後100年初代宮川香山 優品ベストコレクションPart.Ⅱ」が開催されている宮川香山 眞葛ミュージアムですが、この企画展は9月4日(日)までとなります。


7月30日(土)から9月4日(日)まで、試験的に全ての展示作品の写真撮影を可能に致します。(但し、三脚とフラッシュは不可)


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初代宮川香山の優品が揃っておりますので、この機会をお見逃しなく。

尚、9月10日(土)より開催される次の企画展に関しましては、9月10日までにこのブログとミュージアムのサイトで紹介予定です。こちらもお楽しみに、、。



今日もブログを見て頂き有難うございました。

眞葛 博士



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明治のクールジャパン「横浜芝山漆器の世界」展

皆さん、こんにちは。

以前、芝山漆器に関してこんなブログを書かせて頂きました。

http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2011-10-25
http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2011-10-25-1

これまで横浜芝山漆器にスポットを当てた企画展は開催されていなかったと思いますが、2016年7月22日より、横浜開港資料館にて「明治のクール・ジャパン 横浜芝山漆器の世界」展が開催されます。


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http://www.welcome.city.yokohama.jp/ja/tourism/eventinfo/ev_detail.php?bid=yw1094


明治の横浜では、眞葛焼などの陶磁器のほか、芝山漆器なども盛んに製作され輸出が行われていました。

今から開催が待ち遠しい企画展です。

ご興味のある方はぜひ!




今日もブログを見て頂き、有難うございました。

眞葛 博士




P.S.
海の日の今日、横浜市立大学とコラボした「社会の役に立つお菓子」第三弾を発売しました。

(眞葛ミュージアムは、株式会社三陽物産というお菓子の製造販売会社が社会貢献の一環として運営しています)http://www.kaikosai.com/csr/3yo.html



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横浜の大桟橋にたたずむカモメたちに魅了されて誕生したといわれる童謡「かもめの水兵さん」。この歌をモチーフに、親しみやすい”ゆるい”デザインのマシュマロのお菓子を作りました。

売り上げの一部は、「帆船 日本丸」の保全のため寄付する仕組みとなっています。


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プレスリリース

https://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9871

“お菓子を通じて横浜の歴史・文化を継承する”を企業理念とする株式会社三陽物産(代表取締役:山本博士)と横浜市立大学(学長:窪田吉信)はこのたび、社会の役に立つお菓子として「ヨコハマのカモヘイ マシュマロ」を開発し、発売する。

【本企画について】
 「ヨコハマのカモヘイ マシュマロ」は、横浜市立大学 鈴木伸治(国際総合科学群教授)ゼミ・松本郁代(国際総合科学群准教授)ゼミの学生との「社会の役に立つお菓子をつくろう」プロジェクトとして商品開発を行い、商品化に至った。

【本商品の概要】
1.横浜の地域ゆかりの童謡「カモメの水兵さん」(注1)をより普及させ、世代間交流を図ることを目的として、お菓子と童謡を結びつけた。
2.「帆船日本丸」は、日本の貴重な歴史的財産の一つであり、国際港都市 横浜のシンボルである。その保全活動支援の一環として、本商品売上の一部を「財団法人 帆船日本丸」へ寄付させて頂く。

(注1)「カモメの水兵さん」は、童謡作詞家・武内俊子が横浜 大桟橋にたたずむ数十羽のかもめに魅了され、かもめの白い姿を水兵に見立てて詞を完成させたと言われている歌。

◆「ヨコハマのカモヘイ マシュマロ」
【商品内容】 8個入 ¥600(税別) チョコ入りマシュマロ
【発売日】 2016年7月18日(月・祝)海の日
<販売先>
 パティスリーMONTE ROSA 横浜本店/横浜高島屋7F ヨコハマ・グッズ横濱001売場/そごう横浜店B2F 諸国銘菓 /横浜大世界/横浜みなと博物館ミュージアムショップ/ニューデイズ(横浜駅各店・桜木町駅店)/横浜ランドマークプラザ5F ヨコハマメモリーズ/ポケットマート横浜東口地下街ポルタ店/太子堂キュービックプラザ新横浜店/ YCAT SHOP/伊勢佐木町ワシントンホテル2F /コミュニケーションマニア(赤レンガ倉庫店・新横浜プリンスペペ店/ハッピーローソン山下公園店/ローソン横浜スカイビル店ファミリーマート(山下公園店・桜木町ワシントンホテル店)(※店舗名順不同) ほか、 市内土産店

●株式会社三陽物産について
 1962(昭和37)年7月、横浜市中区に洋菓子製造工場を設置して以来、50年以上に渡って“お菓子を通じて横浜の歴史・文化を継承したい”という想いのもとに、横浜三塔の素敵な“願いが叶うという伝説”をお菓子にした「横浜三塔物語 スティックケーキ」や「勝サブレ」など横浜のエピソードにちなんだ数々のお菓子を製造販売してきた。
 また、地域文化の貢献のため横浜の幻の焼き物を保存展示した「宮川香山 眞葛ミュージアム」を運営している。
 社会の役に立つ横浜の新たなお菓子の商品化を目指した横浜市立大学生とのプロジェクトは、2014年に始まった。
 2015年11月には第一弾として、横浜の歴史的建造物の周知と保全へつなげる2種のお菓子「しあわせの三塔ギモーヴ」と「しあわせの三塔ポルボロン」を発売。2016年1月には、第二弾として地産地消をテーマに横浜の梨「濱なし」を使用したガレットを販売した。




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宮川香山 群馬・静岡・三重の方々へ

皆さん、こんにちは。

今日は、群馬・静岡・三重の方々に朗報です。

昨日より、群馬県立館林美術館で「再発見!ニッポンの立体」展が開催されています。(群馬県立館林美術館の後は、静岡県立美術館、そして三重県立美術館へと巡回します)
http://www.museum.or.jp/modules/jyunkai/index.php?page=article&storyid=250

同展覧会には、宮川香山 眞葛ミュージアムより、2点の初代宮川香山作品が貸し出されております。

その2点の作品を、アップショットと共にご紹介いたします。




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初代宮川香山作 (一対)  個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム 保管




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初代宮川香山作 (一対) 個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム 保管







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(部分)



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(部分)



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(部分)



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(部分)








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初代宮川香山作 (一対)  個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム 保管




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初代宮川香山作 (一対)  個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム 保管





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(部分)


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(部分)


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(部分)



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(部分)





展示されている2点は、初代宮川香山の高浮彫り作品の中でも優品に属する傑作です。

お近くの方は、是非「再発見!ニッポンの立体」展へ足をお運びください。


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http://www.gmat.pref.gunma.jp/ex/ex_next.html




今日もブログを見て頂き、有難うございました。

眞葛 博士






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宮川香山とアールヌーボーを知る

皆さん、おはようございます。

宮川香山を語る上で、”アールヌーボー”との関係は外すことはできません。

今日は宮川香山とアールヌーボーを考える際に、非常に参考になる展覧会と書籍をご紹介したいと思います。





・ 特別展「 アール・ヌーヴォーの装飾磁器 」  



スクリーンショット (206).png
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html



「アール・ヌーヴォーは、欧米で19世紀末から20世紀初頭にかけて全盛を極めた工芸や建築、グラフィック・アートなどの多岐にわたる装飾様式で、流れるような曲線によって構成されていることを特徴とします。

こうした流行は、同時代における陶磁器のデザインにも顕著に現れることとなり、美しく優雅な作品や東洋陶磁に倣った作品が次々と誕生していきます。これは、透明釉の下に多色の模様を施すような釉下彩をはじめとする新しい技術や技法の開発があって、初めて可能になったものといえます。

本展覧会では、アール・ヌーヴォー様式によるヨーロッパ名窯の作品の数々を、国内において総合的に紹介する初の展覧会です。

1889年と1900年のパリ万国博覧会を軸に、釉下彩を伴ったセーヴルやロイヤル・コペンハーゲン、マイセンなどの作品を中心としながら、上絵付や結晶釉などの加飾による作品をまじえ幅広く展示します。さらに、日本との結びつきを示す作品、および関連するリトグラフや素描、書籍を併せた約200点によって多彩な様相を紹介していきます。 」



会期  2016年7月6日(水)〜2016年8月31日(水)

会場  三井記念美術館



上記特別展には、「宮川香山 眞葛ミュージアム」からも、初代宮川香山の作品の貸し出しを行っており、アールヌーボーが日本に与えた影響を紹介する文脈で展示が行われています。



『Internet Museum』より http://www.museum.or.jp/modules/topNews/index.php?page=article&storyid=3847


(全国巡回展覧会で、すでに岐阜県現代陶芸美術館は終了してしまいましたが、三井記念美術館の後、長崎歴史文化博物館と細見美術館を巡回します)







・別冊太陽 「 ガレとラリックのジャポニズム 」山根 郁信 編




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「19世紀末から20世紀のフランスのガラス工芸を代表するガレとラリックに日本美術が与えた影響を、華麗で多彩な作品の写真や関連資料から紹介。ジャポニスム入門に最適な一冊。」(平凡社ホームページより)
http://www.heibonsha.co.jp/book/b222464.html





この本では、箱根ラリック美術館の橋本公先生が、ジャポニズムブームとその終焉について、初代宮川香山についても触れながら執筆をされています。

また、編者の山根郁信先生は、ガレが生前所蔵していたという眞葛焼とその影響を受けて製作されたと思われるガレのガラス作品を紹介されています。








今日もブログを見て頂き、有難うございました。

眞葛 博士






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