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真葛香山 有島生馬と宮川香山

皆さん、こんにちは。


現在ではすっかり住宅地へと変貌した眞葛窯の跡地ですが、当時の様子を有島生馬が語っています。

「真葛香山の工場にも何度か父に伴われて行った。大きな登り窯と、登り窯の間に、それこそ河原の砂利のように陶磁器の破片が一面ちらばり重なった上を人が平気で歩いていた。(略)香山翁はぴかぴか光るたちのはげ頭で、一見坊さんのようだったが、その眼光は鋭くはげ頭と光を競っていた。ちょっと近頃のピカソを見るようで、安心立命どころか、闘志満々、いまにも西京弁の毒舌が火を吹きそうであった。陶芸の衰微した当時、京の真葛原から新開地横浜に出て来て、外人相手にどしどし多数の名作を産出し、日本陶器のため一人で気を吐いていた。帰る時はわれわれにまで何かしら小品をくれた。」 
(有島生馬『中央公論記念特大号』昭和40年)

有島生馬は、税関長だった父 有島武に連れられて、よく眞葛窯を訪問していたそうです。


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有島生馬の父 有島武


この写真は、横浜税関の貴賓室に掲げられています。

普段は一般公開されていない貴賓室には、初代から歴代の税関長の写真が並んでおり圧巻です。


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接収時代に、マッカーサーが使用したデスクもそのまま置かれています。


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上の写真は、去る3月12日、横浜税関の資料展示室がリニューアルオープンした際に、ご案内頂き撮影したものです。

記念式典にも出席させて頂きました。



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(横濱三塔協議会の会長として、テープカットに参加させて頂きました)



QRコードによる多言語解説など、外国人観光客にも非常にわかり易い展示となっており、大変参考になりました。

また偽ブランド品や薬物などの密輸状況などについても、誰もがわかり易い展示になっており、大変興味深く見学できました。


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お勧めの施設ですので、是非お立ち寄り頂ければと思います。

http://www.customs.go.jp/yokohama/museum/tenjishitsu.htm





横浜税関(通称クィーン)は、神奈川県庁(通称キング)、横浜開港記念会館(通称ジャック)と共に、「横浜三塔」と呼ばれています。


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横浜税関と神奈川県庁


3月10日は「三塔の日」ということで、3月11日(土)、12日(日)には、「横浜開港記念会館」でもイベントを開催しておりました。


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私の本業のお菓子の事業の方では、重要文化財である「横浜開港記念会館」の二階に、大正ロマンの香り漂う「開港カフェ」を二日間限りでオープンするイベントのお手伝いをさせて頂きました。


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また、開港記念会館が今年で100周年を迎えることを記念して、横浜市立大学の学生たちと産学連携で新しいお菓子を開発し、発表致しました。


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伝統菓子「シベリア」を現代風により食べやすくアレンジした「かすてらラスク 汽車道」です。

伝統菓子の「シベリア」は、シベリア鉄道の線路をモチーフに作られたという説もあります。今回の新商品では鉄道発祥の地である横浜の線路をモチーフに、かすてらラスクにココアカステラをサンドし、新しいかすてらラスクを誕生させました。


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一つ一つ手作りで、大変美味しく出来上がりましたので、見かけた際には是非ご賞味下さいませ(笑)。


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今日もブログを見て頂き、有難うございました。

眞葛 博士



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宮川香山 横浜雙葉高校と日枝小学校

明治時代に世界の人々を魅了したやきもの「眞葛焼」。

眞葛ミュージアムを通じて「眞葛焼」について知って頂き、後世にずっと語り継いでいってらもらえたら、、という思いで日々活動を行っています。


授業の一環で、眞葛ミュージアムを訪れて下さる学校も多く、大変嬉しく思っています。

今日は、訪問して下さった横浜雙葉高校と横浜市立日枝小学校の取り組みをご紹介したいと思います。



横浜雙葉高校の生徒さんたちは、眞葛ミュージアムを取材し、自分たちで製作している「YOKOFUTA GAZETTE」という英字新聞に記事を掲載されました。



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本格的な英字新聞で、本当に素晴らしいですね。




また、横浜市立太田小学校、横浜市立上大岡小学校に続いて、横浜市立日枝小学校の子どもたちも、総合学習の授業で眞葛焼を勉強しに来てくれました。



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先日、勉強の成果の発表会が日枝小学校で開催されました。


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眞葛焼について勉強したことがきっかけで、最終的には、自分たちの学校のサインを、やきもので製作されたそうです!


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とても嬉しいことですね。

今後も、地域の子どもたちに眞葛焼について知ってもらう活動を継続していきたいと思っています。



今日もブログを見て頂き、ありがとうございました。

眞葛 博士



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干支盃 酉 (三代宮川香山作)



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「干支盃 酉」三代宮川香山作 (個人蔵 宮川香山眞葛ミュージアム保管)


眞葛窯では、毎年、その年の干支の盃を製作していました。

この作品は、昭和20年に三代宮川香山により製作された酉年の盃です。


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三代宮川香山の筆跡による箱書き


昭和20年。この年の5月、横浜大空襲により三代宮川香山は命を落とします。

盃に描かれた笑顔の酉を見ていると、命のはかなさと平和の大切さを改めて考えさせられます。



今日もブログを見て頂き、有難うございました。

眞葛 博士



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あけましておめでとうございます。

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宮川香山 眞葛ミュージアムは、1月14日(土)から、多数の初公開作品を展示し、皆さまをお迎えいたします。ご期待下さい。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

山本博士



追記(1月13日)

「初代宮川香山 技と美の饗宴」展のご案内

宮川香山 眞葛ミュージアムでは、平成29年1月14日より「初代宮川香山 技と美の饗宴」展を開催致します。
初代宮川香山の特徴的作風「精緻な細工を施した高浮彫り」と「優美な色彩が施された釉下彩」を存分にご堪能ください。


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日本のアールヌーヴォー 宮川香山展 (12/12追記)



初代宮川香山の没後100年を記念して、企画展最終日の12月18日(日)は、

・ 入館料無料
・ 館内写真撮影可 (但しフラッシュや三脚使用不可)

とさせて頂きます。12月18日だけの一日限りのイベントです。

釉下彩で華やかに彩られた、初代宮川香山の美の世界をぜひご堪能下さい。

(2016年12月12日追記 )





「日本のアールヌーヴォー 宮川香山展」のご案内


 2016年9月10日(土)より、横浜の「宮川香山 眞葛ミュージアム」において、「日本のアールヌーヴォー 宮川香山展」を開催致します。http://kozan-makuzu.com/


 初代宮川香山と言えば、鳥や昆虫、植物などを精緻な細工で施した“超絶技巧”が頭に浮かびます。目がくぎ付けになるその表現方法は、初代香山が没して100年経った今でも私たちに新鮮な驚きを与えます。しかし、香山の作風において、優美な色彩と曲線で彩られた磁器作品も忘れてはなりません。

 明治20年代以降、初代香山は、当時西洋で流行していたアールヌーヴォーを意識し、それを香山流に昇華させた「日本のアールヌーヴォー」と言うべきスタイルを確立します。身近な植物などをモチーフに、“釉下彩”技法による淡く繊細な色彩で、器形と融和した絵付けが施された磁器作品は、万国博覧会などで多くの人々を魅了しました。

 釉下彩とは、素焼きをした素地に顔料で絵付けを行い、その上に透明釉をかけ高温で焼成する技法です。コペンハーゲンなど、世界のアールヌーヴォー磁器の多くがこの技法を使用していましたが、温度の微妙な加減で色調が変化してしまうため狙ったとおりの色を出すのが難しく、また色毎に発色温度が異なるため、複数の色を発色させるのが非常に困難な技法でした。当時は、この”多色の釉下彩”を完成させるべく、それぞれの窯が技術競争を行っている状態でしたが、初代香山はその“超絶技巧”を国内でいち早く完成させた一人であったのです。

 没後100年という記念すべき年を締めくくる本企画展では、初代宮川香山の”多色の釉下彩”という「色彩の超絶技巧」を存分に堪能して頂きます。精緻な細工を施した“超絶技巧”と共に、優美な色彩を纏った愛らしくそして可憐な「日本のアールヌーヴォー」をお楽しみ下さい。



宮川香山 眞葛ミュージアム
 



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初代宮川香山作  個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム





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初代宮川香山作  個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム





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初代宮川香山作  個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム





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初代宮川香山作  個人蔵 宮川香山 眞葛ミュージアム


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