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宮川香山 新発見!真葛窯の特徴を顕著に現す作品 (1)

皆さん、こんばんは~。

日々、真葛焼を研究していると、今まで知られていなかった新事実を発見できることがあります。

最近、新発見ネタを書いていなかったので、今日からしばらくは、今年新たに発見できたことを書かせて頂こうと思います。

皆さんは、「芝山漆器」というものをご存じでしょうか。

真葛焼とほぼ同時期に、主に輸出向けに制作されたもので、金ピカの漆器に、貝などを彫刻して象嵌していく手法の作品です。

昔は海外の古美術屋さんに行くと、意外に多くの掘り出しモノの芝山漆器を見つけることが出来ましたが、最近はめっきり見ることが少なくなってきました。

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この芝山漆器の飾り棚は、10年ほど前にカナダで掘り出しモノを見つけて購入したものです。(そのおかけで、日本への船代の方が高くなってしまいました、、、笑)

一つ一つの扉にはとても繊細な芝山細工が施されています。

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このキャビネットも、明治から大正の時代に横浜で制作され、輸出されたものだと思われます。


「【芝山漆器とは】
 芝山漆器とは、貝類(蝶貝、淡貝、鮑貝、夜光貝等)を中心に、象牙(ぞうげ)、鼈甲(べっこう)、珊瑚(さんご)などを削り、漆面にはめ込んで模様を作り上げた漆器です。 漆面に平滑に象嵌(ぞうがん)される通常の漆器工芸とは異なり、形取られた模様が漆面によりレリーフ状に浮き出るのが特徴です

 【芝山漆器の歴史】
 芝山漆器の技術は安永年間(1722年~1781年)、大野木専蔵が考案した貝象嵌の技術が発祥。専蔵が江戸に出て芝山と改名し、その技術は芝山象嵌と呼ばれるようになります。
  明治14年、内国勧業博覧会に出品された芝山宗一の作品が高い評価を受け、芝山象嵌に携わる職人達はこれに強く影響、江戸を離れ芝山宗一のいた横浜を舞台に新しい芝山漆器へと展開していきます。 特に、開国後アメリカ輸出博覧会で芝山製品が入賞を果たすと、輸出量が増加し横浜独自の芝山漆器を形作っていくことになります。

 【これからの芝山漆器について】
 最盛期の明治後期から大正にかけては、芝山師も100人ほどいたと言われていますが、現在では宮崎輝生さんを含めて2人しかいません。現在宮崎さんは、文化財等の修復などの依頼を受け、芝山漆器の技術を生かして復元しています。そのかたわら、横浜芝山漆器研究会で技能の伝承にも務めています。「これからは、文化財の修理や保存についての技術や技法を記録として残していきたい」と宮崎さんは技能の伝承について積極的です。」(以上、横浜市経済局のホームページより引用)


さて、なぜ「芝山漆器」の話を書かせて頂いたのか、、、。

果たして、芝山漆器が真葛焼と関係があるのか、、、、?

続きは、次回のブログで !!


今日もブログを見て頂き、ありがとうございました。

真葛 博士



P.S. 真葛博士出張日記(1)

お菓子の件、そして宮川香山の真葛焼の調査研究のため、さらに本業での新プロジェクトのため、現在、真葛博士は出張に出ています~(笑)。

成田から、夕方パリに到着しました。

パリはめちゃくちゃ寒いです。体感温度5度くらい。

それでもせっかくパリに来たので、空港からホテルへ送ってもらう途中、キャンバストップを開けてもらいドライブ気分を楽しみました。

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ホテルは、オペラ座のすぐ近くです。

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パリの街並みは満喫できたんですが、小雨が時折ぱらついたので、寒くて風邪ひきそうです、、、。

明日は午前中お菓子屋さん巡りをして、午後にはもうパリからTGVに乗って移動です。さて、真葛博士は何処へ~(笑)







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コメント 2

fujii-01

金美特別展の図録にも1点芝山蒔絵のがありましたね。
by fujii-01 (2011-10-25 22:20) 

眞葛 博士 (まくず ひろし)

でしたね(笑)
コメントのアップが遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

眞葛博士
by 眞葛 博士 (まくず ひろし) (2011-11-12 01:27) 

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