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真葛焼 「新規発明 眞葛焼」

「新規発明 眞葛焼

この度、上野公園において開催される内国勧業博覧会において 私は自作の真葛焼の陶器を出品します。

皆さんのご要望に応じて山水なり墨竹なり、ご自身でお描きいただいたままを不忍池の土を使った陶器に写し取り、20分ばかりで新しく開発した真葛焼を制作してお求めに応じます。」



明治14年、第二回内国勧業博覧会に際して、香山が「かなよみ」という新聞に掲出した広告です。

第二回内国勧業博覧会といえば、香山があの国指定重要文化財になった渡り蟹の作品や、噴水などを出品した博覧会です。

そのような作品を出品する一方で、来場する一般の方々への販売用に「新規発明」の真葛焼を販売していたのですね。

以前も一度ブログに紹介させて頂きましたが、→ http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2014-04-11
新たにそのときの作品が手に入りましたので、ここにご紹介したいと思います。





G-8_3.jpg





不忍の泥をもって造る、と書かれていますね。


この作品は、一見磁器のようにも見えますが、磁器っぽい色と質感の釉薬をかけた陶器です。





G-8_2.jpg







絵付けは、







G-8_1.jpg






この絵付けはお客さんが会場で描いたものなのでしょう。

いったいそれをどうやって、この作品に転写したのか、、、。

今となっては確認する術はありません。


いずれにしても、香山の独創的なアイデアと実行力を象徴するような商品だと思います。


この貴重な真葛焼を、僕がどうやって手にすることができたのかと申しますと、

実は、これもまた”頂きもの”なのです、、、汗。


もう去年の話になりますが、本業のお菓子屋 http://www.3yo.co.jp/ で、弊社の顧問を受けて下さっている方がいるのですが、その方の趣味が古美術収集でして、以前この「新規発明の真葛焼」について僕が描いたブログをご覧になられて、君が持っていた方がいいだろうと頂いてしまったものなのです。


コレクションの中には、頂いてしまったものも多くあります。

実はそれらは自分で購入したものよりも、保管などについてとても気を遣います。

何か、”しっかり研究してくれよ”、”もっと励めよ” と言われている気がするのです。


今回プロのカメラマンに撮影をして頂けたので、このブログでしっかりと公開させて頂きます。







G-8_3.jpg
初代宮川香山作 明治14年 宮川香山 真葛ミュージアム保存 個人蔵 






顧問、改めまして御礼申し上げます。



今日もブログを見て頂き、ありがとうございました。

真葛 博士



p.s.


以前のブログでご紹介させて頂いた不忍の池の泥を使い、内国勧業博覧会で販売された別の作品です。


G-6_3.jpg


G-6_4.jpg


http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2014-04-11













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