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真葛焼 現存が確認できる最古の蟹細工作品

皆さん、おはようございます。


初代宮川香山の遺作といえば、「遺作 琅玗釉蟹付花瓶」が浮かびます。


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初代宮川香山作 大正5年「遺作 琅玗釉蟹付花瓶」 個人蔵


そして、明治期に製作された蟹付の作品の代表作といえば、明治14年作の重文作品ですね。


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重要文化財 初代宮川香山作 明治14年「褐釉蟹貼付台付鉢」 東京国立博物館所蔵


そして、それよりも少し前(明治11年頃)に作られた蟹作品として、


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初代宮川香山作 明治11年頃 個人蔵 http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2009-04-07


このような作品もありました。



実はこの度、明治11年よりも前に製作された蟹細工付き作品を発見することができたのです!

初代宮川香山の作品として、年代が特定でき、かつ現存が確認できる最古の蟹作品です。








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初代宮川香山作 明治10年 第一回内国勧業博覧会販売品 個人蔵









この作品は、第一回内国勧業博覧会の会場で、蓮の葉をモチーフに、上野の不忍池の土を使って製作された作品です。

とても可愛らしい蟹が付いていますね。

この作品から、重文作品が生まれ、そして遺作の作品へと繋がっていくと考えると、非常に興味深い作品です。


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第一回内国勧業博覧会之図 清親画(星野平次郎氏蔵) 上野観光連盟H.P.より


このような作品が発見できるのも、研究を助けて下さる骨董商の存在あってこそなのです。この作品は京都で発見されました。改めまして感謝致します。




今日もブログを見て頂き、有難うございました。

眞葛 博士




関連作品 →
http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2014-04-11
http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2015-07-22









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宮川香山 エレガントなキャンドルスタンド

みなさん、おはようございます。

今日は、初代宮川香山作のキャンドルスタンドをご紹介したいと思います。

釉下彩の技法で、アールヌーボーの影響を強く受けたと思われるとてもエレガントな小品です。




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初代宮川香山作 個人蔵



淡い紅色とグラデーションの効いた水色が、美しく調和しています。

よく見ると、使用されていた痕跡がありますね。

100年以上前に海をわたり、イギリスのお屋敷で実際に使われていたのだとおもわれます。

とてもキュートで美しい作品ですね。



今日もブログをみて頂き、ありがとうございました。

眞葛 博士

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