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宮川香山 第一回内国勧業博覧会 記念製作作品

皆さん、こんにちは。

先日、第一回内国勧業博覧会時に製作された蟹の細工の付いた作品をご紹介致しました。

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→ http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2017-07-13-2

今日は、同じく、明治10年の第一回内国勧業博覧会開催時に、上野の不忍池の土を使って製作された別の作品をご紹介したいと思います。


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側面には、初代宮川香山自身の筆跡で不忍池の土を使ったことなどが書かれています。

第一回内国勧業博覧会の出品目録には、不忍池の土を使用した急須が記されているので、博覧会出品作の可能性もあります。


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この作品が納められている箱には、三代宮川香山の筆跡で博覧会開催の記念に製作した作品であることが明記されています。

一般的には、箱の中身が入れ替わってしまっている贋物も存在する中、本作品のように、作品自体にも初代香山の筆跡で製作の経緯などが記されている作品は、製作時期などが特定できる客観的な資料としての価値の高い作品だといえます。

明治10年に初代香山がどのような作品を製作していたのか、また筆跡や銘はどのようなものであったのかを知る上でも大変貴重な資料になるのです。


余談ですが、明治10年の第一回内国勧業博覧会といえば、初代宮川香山は高浮彫りの糸瓜の作品を出品していますが、明治天皇が思わず足を止め、作品に御手を触れられたとの逸話が残っています。(作品は大久保利通が買い上げたそうです。)





本日もブログを見て頂き、有難うございました。

眞葛 博士







P.S.

本業のお菓子の事業では、売り上げの一部を帆船日本丸の保全のため寄付するお菓子を発売し、日本丸を支援する活動を行ってきました。→ http://www.townnews.co.jp/0114/i/2016/11/10/356846.html

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そして喜ばしいことに、本年「帆船日本丸」は晴れて国の重要文化財に指定されたのです!

海の日の今日は、帆船日本丸記念財団よりお声掛けを頂き、日本丸の登しょう礼の見学に参加して参りました。

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動画


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天皇、皇后の行幸啓が行われる中、素晴らしい日本丸の姿を見ることができ大変感動しました。

今後の保全を考える上でも、帆船日本丸の国の重要文化財への登録、本当に嬉しく思います。

日本丸記念財団の方々のご尽力に敬意を表し、改めて感謝したいと思います。











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