So-net無料ブログ作成
前の5件 | -

今年初めての高浮彫り

皆さん、こんにちは。

20年程前から、まだ眠っている真葛焼はないかと24時間365日、世界中に網を張りながら探索を行っていますが、最近は本当に作品が発見できなくなってきました。

150年も経とうという作品たちですから、そろそろ出尽くしてきたのではないかとも思っています。

そんな中、今年初めての高浮彫り作品をアメリカから里帰りさせることに成功しました。




CE6EFCDC-80C1-4C71-B6D2-934F6882E492.jpeg
初代宮川香山作 個人蔵



29510A11-C7EB-4A2E-9E98-3E5359D364E9.jpeg




5F7A7AE1-37EA-4A3A-8579-4C942EA07C00.jpeg




花籠の柔らかな造形がいかにも香山らしい作品です。雀たちの楽しそうで、生き生きとした描写が魅力的ですね。


一年に数回このような作品が発見されるので、なかなか宝探しをやめられないでいます^_^。




今日もブログを見て頂きありがとうございました。

真葛 博士







p.s.
前回の真葛ミュージアムのイベントで、技術的側面から香山作品を解説頂いた伊藤先生ご夫妻が、横浜高島屋で個展を開催中です。私も、今日これから行きます!楽しみです。
以下、横浜高島屋ホームページより

AF3236B6-48E6-4296-BF45-9B9B423DEDFA.jpeg

■4月10日(水)→16日(火)
■美術工芸サロン
※最終日は午後4時閉場。
伊藤嘉英先生は1993年 佐賀県有田窯業大学絵付科卒業後、葉山有樹窯に入社され、この間に有田工業高校にてロクロを学びました。
早苗先生は1994年 佐賀県有田窯業大学本科卒業後、辻修窯に入社され、1998年お二人ともに独立して横浜に築窯しました。
ロクロ・手びねり・石膏型による鋳込み、彫塑などにより生地を成形し、染付・釉下彩・上絵・金彩による超緻密な絵付けを施しています。
横浜で制作していた「宮川香山」の作品に近づきたいと作陶されるお二人の作品をどうぞご高覧ください。

C46C0F8A-9A21-46FE-AECB-7634221FF509.jpeg



p.s.2
昨日、毎日新聞での連載2回目が掲載されました。

686B7434-B756-4602-90BD-4D2F614BC974.jpeg
毎日新聞 2019年4月12日












nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

カナダのオークションハウスに真葛焼

皆さん、おはようございます。

今月カナダのオークションハウスに初代宮川香山作品が出品されました。

とても素晴らしい作品で、何としても里帰りをさせたいとオークションにチャレンジ。

激戦の末に、落札することができました。

それがこの作品です。




6972244C-9830-4F40-82D4-B0656E700179.jpeg
初代宮川香山作 個人蔵






5750FDF9-A5A4-42C0-AD8A-440C72A8F5E5.jpeg





柔らかな優しい雰囲気に包まれた、明治釉下彩の逸品です!

個人的には最も好きな眞葛焼かもしれません。

世界にはまだこのような作品が眠っていたのですね。




今日もブログを見て頂き、ありがとうございました。

眞葛 博士






nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

戦慄 もののけ茶碗.....

今日は真葛博士秘蔵の、世にも恐ろしい"魔の茶碗"をご紹介致します。



題して「物之怪茶碗」



769A5B3C-1BCC-4CD6-9CCD-5CD007858141.jpeg



F0336C36-871A-4BF7-BF8A-F84F5DFD0BB2.jpeg




0CAD20FF-0080-4CBA-90EE-DA19691693C6.jpeg




C8191A73-EA70-4125-8425-BF3A3D970F13.jpeg




洒落や遊びで製作したのかとおもえば、絵付けの本気度はかなりのものです。

このお茶碗を使ってお茶を飲んでみようと思いましたが、、、、何だか怖すぎてできませんでした、、、笑。

100年以上も前に作られた"魔の茶碗"。


篠原美季(香谷美季)先生の小説にもでてきそうですね。





今日もブログを見て頂き、ありがとうございました。

真葛 博士



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

小品でも決して手を抜かない仕事 宮川香山

みなさん、こんにちは。

近年里帰りを果たした、とても愛らしい作品をご覧いただきたいと思います。




E9DF86C5-FCBB-4C77-B667-B21A8BE59A54.jpeg
初代宮川香山作 個人蔵 宮川香山真葛ミュージアム保管





この作品のサイズはわずか8センチほど、、、。
非常に小さな作品です。


しかし、趣ある花瓶の造形、釉下彩による風情溢れる絵付けなど、どこをとっても手を抜いたところはなく、例えようのない美しさを感じます。



私の尊敬するある方は言いました。


「手のひらに収まるくらいの小さな作品の美しさを感じとり、それを愛でることは欧米人にはなかなか難しい。わたしたちアジアの人々が備えている素晴らしい感性だ」と。


初代香山は、小品ならではの魅力があるということをわかっていたからこそ、決して手を抜かずに、日本的な感性を象徴する作品として、多くの極めて小さな花瓶の作品を残したのでしょう。

ミュージアムでも大きな作品を見たがるお客様が多いのですが、いつか10センチ以下の優品ばかりをセレクトして企画展を行いたいと考えています。


今日もブログを見て頂きありがとうございました。
真葛 博士


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

大きな作品にはない可憐な愛らしさ

今年も美しい桜が咲きました。



27430667-5B96-4497-B7A8-73C0E57B936E.jpeg



今日は新たに海外から里帰りを果たした初代宮川香山の作品をご紹介したいと思います。



F06217B5-AED4-4CFD-BA32-5C30A3A83FEB.jpeg
初代宮川香山作 個人蔵 宮川香山 真葛ミュージアム保管





76BF1894-1208-4919-939D-C14FA2B1384F.jpeg



AA194667-B945-4FAA-8FBC-7AD6239D42B1.jpeg




8515A373-AD5A-42D6-A846-8344E50D4E77.jpeg




絶妙な色彩のグラデーション。
とても風情ある作品です。


釉下彩の技法を使って制作されていますが、黄色がアクセントとなっています。


実はこの作品、とっても小さいのです。
その分とても愛らしく、可憐な印象を与えます。





DA4529EF-1CD6-4FBC-9DDD-8E1F9D075DD5.jpeg

こんなに小さな作品なのに、全く手を抜いたところなどもありません。


美術館や博物館ではどうしても大きな作品が珍重されがちです。
しかし、小さな作品には、小さな作品だからこそ感じられる魅力に溢れているのです。



今日もブログを見て頂きありがとうございました。
真葛博士


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:アート
前の5件 | -