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小品でも決して手を抜かない仕事 宮川香山

みなさん、こんにちは。

近年里帰りを果たした、とても愛らしい作品をご覧いただきたいと思います。




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初代宮川香山作 個人蔵 宮川香山真葛ミュージアム保管





この作品のサイズはわずか8センチほど、、、。
非常に小さな作品です。


しかし、趣ある花瓶の造形、釉下彩による風情溢れる絵付けなど、どこをとっても手を抜いたところはなく、例えようのない美しさを感じます。



私の尊敬するある方は言いました。


「手のひらに収まるくらいの小さな作品の美しさを感じとり、それを愛でることは欧米人にはなかなか難しい。わたしたちアジアの人々が備えている素晴らしい感性だ」と。


初代香山は、小品ならではの魅力があるということをわかっていたからこそ、決して手を抜かずに、日本的な感性を象徴する作品として、多くの極めて小さな花瓶の作品を残したのでしょう。

ミュージアムでも大きな作品を見たがるお客様が多いのですが、いつか10センチ以下の優品ばかりをセレクトして企画展を行いたいと考えています。


今日もブログを見て頂きありがとうございました。
真葛 博士


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大きな作品にはない可憐な愛らしさ

今年も美しい桜が咲きました。



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今日は新たに海外から里帰りを果たした初代宮川香山の作品をご紹介したいと思います。



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初代宮川香山作 個人蔵 宮川香山 真葛ミュージアム保管





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絶妙な色彩のグラデーション。
とても風情ある作品です。


釉下彩の技法を使って制作されていますが、黄色がアクセントとなっています。


実はこの作品、とっても小さいのです。
その分とても愛らしく、可憐な印象を与えます。





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こんなに小さな作品なのに、全く手を抜いたところなどもありません。


美術館や博物館ではどうしても大きな作品が珍重されがちです。
しかし、小さな作品には、小さな作品だからこそ感じられる魅力に溢れているのです。



今日もブログを見て頂きありがとうございました。
真葛博士


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2019 フロリダ マイアミ アンティークショー

みなさん、こんにちは。

2019年も日々、宮川香山研究と眞葛焼探索に勤しんでいます。


フロリダ マイアミのアンティークショー。

ここで香山作品が発見されました!
そのうちのいくつかをご紹介すると、、、



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美しすぎますね、、、。

初代宮川香山の釉下彩技法の優品です。




他にも、


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魚がこちらをじーっと見てます^_^。
いかにも初代宮川香山らしいですね。


他にもまだ数点ありましたが、これらのうちのいくつかを日本に里帰りさせることに成功いたしました。


近い将来、展示替えで、眞葛ミュージアムに展示予定です。


今日もブログを見て頂きありがとうございました。

眞葛博士




追伸1
マクズの探索中に発見、収集した明治時代の横浜の古写真です。


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今日から、年内不定期で約50回、「開港160年 横濱古写真巡り」と題して、毎日新聞 神奈川版カラーページに連載予定です。



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毎日新聞 神奈川版 2019年3月17日




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毎日新聞 神奈川版 2019年4月1日




追伸2
貴重な体験をさせて頂き、感謝感謝です。
「池の水全部ぬく」ならぬ、「ドッグの水全部ぬく」ですね。
国の重要文化財に指定された帆船日本丸は、こうしてドッグと共に修繕を重ねながら次世代へと引き継がれていきます。


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追伸3
こちらも貴重な体験を、、、笑。ご招待いただき感謝です。

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2019年 宮川香山 眞葛ミュージアム 常設展のご案内

宮川香山 眞葛ミュージアムでは2019年1月6日(日)より常設展を開催します。

2019年の常設展では、2ヶ月毎に5点以上の作品を入れ替えます。2ヶ月毎にご訪問下されば、常に5点以上の新たな作品を鑑賞いただくことができます。

また2019年より、ガラスケース越しではなく、作品を直接ご覧頂けるコーナーも新設いたします。
このコーナーは写真撮影も可能になっていますので、色彩の素晴らしさ、細工の迫力などを是非ご堪能ください。

皆様のご来館をお待ちしております。

宮川香山 眞葛ミュージアム
館長  山本 博士


P.S.
2018年は皆様に本当にお世話になりました。講演などで話しを聞いて下さったり、ミュージアムへ足を運んで下さったりと、改めまして心より感謝申し上げます。

また、眞葛ミュージアムが管理している作品を展示して下さった美術館、博物館の方々にも御礼申し上げます。一人でも多くの方に眞葛焼の素晴らしさを知っていただくことが私たちの願いです。

宮川香山の研究成果も、2018年末に新たに刊行させて頂きました『初代宮川香山 眞葛焼』(山本博士編著)にまとめさせて頂きました。
https://kozan.blog.so-net.ne.jp/2018-10-17-1
http://3yo.shop-pro.jp/?pid=135928704


2019年も作品や史料の収集、研究に取り組んでいきたいと思っております。


2018年も多くの新たな発見がありました。ここに新たに里帰りを果たした作品の中から、2018年一番のお気に入りの作品をご紹介したいと思います。

イギリスから里帰りを果たした手長エビの作品です。

細工にばかり目が行きがちですが、ボディの荒々しい作りは現代陶芸を彷彿とさせるとても興味深い表現で、重要文化財に指定されているワタリガニの作品にも通ずるものです。


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P.S. 2 (追記)
日常業務と目先の研究課題に追われ、ブログの更新もなかなか出来ない状態が続いております。
頂きましたコメントも迅速に確認し返信することが難しくなってきており、また、昨今海外からのスパム広告メッセージが多くなっているためコメントメッセージの受付を停止させていただきます。ご理解のほどどうぞよろしくお願いいたします。
ブログの更新はタイミングを見て少しずつ行う予定です。












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横浜市立大学 市民講座での特別講演

皆さん、おはようございます。


大変ありがたいことに、平成30年12月1日、横浜市立大学主催の講座で特別講演をさせていただくことになりました。


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横浜市立大学 プレスリリース



「横浜市立大学学術情報センターは、12月1日(土)に「横浜維新 ~明治文明開化の礎となった横浜の歴史~」と題した市民講座を開催します。
「明治150年」記念事業として、明治期に横浜で花開いた「眞葛焼」の誕生、横浜から輸出され、世界中の人に称賛された栄華や、横浜大空襲で壊滅的な被害を受け、その歴史が閉じるまでを宮川香山眞葛ミュージアム館長の山本博士氏に講演いただきます。
当日は、特別講演のほか在学生や司書による開港期に描かれた貴重資料の紹介、眞葛ミュージアム見学などもあり、眞葛焼を目で楽しむことができます。

《市民講座 概要》 

日 時 2018年12月1日(土)13:00~16:00(12:30開場)

会 場 崎陽軒本店 6階会議室(横浜駅東口そば)
    (横浜市西区高島2丁目12番6号)

特別講演 「横浜が誇る''幻のやきもの'' 宮川香山の眞葛焼」
     山本 博士氏(宮川香山眞葛ミュージアム館長)

内 容 ・特別講演(80分)
    ・本学司書による貴重資料「環海航路絵巻」の紹介(15分)
    ・日本文化ゼミ学生による開港期に描かれた貴重資料の紹介(10分)

    ・徒歩にて移動後 宮川香山眞葛ミュージアム見学
    (希望者のみ、50分)(横浜市神奈川区栄町6−1)

定 員 ・先着50人 事前申込制

申込み先 横浜市立大学学術情報センター 市民講座担当 045-787-2076    

申込み受付開始日 11月1日(木)8:30~

横浜市立大学 学術情報センターWebサイト
 https://opac.yokohama-cu.ac.jp/drupal/

※当日取材が可能です。ご希望の方は事前に以下までご連絡ください。

〈お問い合わせ先〉
 学術情報課長 河西 徹
 Tel: 045-787-2071

【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/





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明治維新150年ですので、明治の横浜を振り返りながら、眞葛焼についてわかりやすく解説をさせて戴きます。ご興味のある方は是非ご応募下さいますよう、宜しくお願いいたします。


今日もブログを見ていただき、ありがとうございました。

眞葛 博士




追伸

一昨日の神奈川新聞で、地元小学校へのブックレット配布事業を紹介いただきました。神奈川台場にスポットを当てて下さり、この場をお借りして感謝いたします。

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